センターゾーン

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江戸東京たてもの園の出入口になる「ビジターセンター(旧光華殿)」や展示室があるほか、
「高橋是清邸」や「旧自証院霊屋」などの歴史を伝える建物が復元・展示されています。

C1ビジターセンター(旧光華殿)(きゅうこうかでん)

  • ビジターセンター(旧光華殿)
名称
ビジターセンター(旧光華殿)(きゅうこうかでん)
建築年代
1940年(昭和15)
旧所在地
千代田区千代田
解説

1940年(昭和15)に皇居前広場で行われた紀元2600年記念式典のために建設された式殿です。
1941年(昭和16)に小金井大緑地(現在の小金井公園)に移築され、光華殿と命名されました。 江戸東京たてもの園の開園にあたり、ビジターセンターとして改修しました。

C2旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)東京都指定有形文化財

  • 旧自証院霊屋
  • 内装
名称
旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)
建築年代
1652年(慶安5)
旧所在地
新宿区市ヶ谷富久町
解説

尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立(こんりゅう)した霊屋です。
この建物は東京都の文化財指定を受けています。

C3高橋是清邸(たかはしこれきよてい)

  • 高橋是清邸
  • 内装
名称
高橋是清邸(たかはしこれきよてい)
建築年代
1902年(明治35)
旧所在地
港区赤坂七丁目
解説

明治から昭和のはじめにかけて国政を担った高橋是清の住まいの主屋部分です。
総栂普請(そうつがぶしん)で、食堂の床は寄木張りになっています。2階は是清の書斎や寝室として使われ、1936年(昭和11)の2・26事件の現場になりました。

高橋是清邸庭園
港区赤坂にあった高橋是清邸庭園の一部を復元しています。組井筒を水源にした流れと、 雪見型灯籠などを含む景観を再現しています。是清は芝生で日光浴や庭の散歩を好んだといわれています。

C4西川家別邸(にしかわけべってい)

  • 西川家別邸
  • 内装
名称
西川家別邸(にしかわけべってい)
建築年代
1922年(大正11)
旧所在地
昭島市中神町二丁目
解説

北多摩屈指の製糸会社を設立した実業家西川伊左衛門が隠居所及び接客用に建てた邸宅です。
多摩地域の養蚕・製糸業が最盛期をむかえた時期(大正期から昭和初期)に建てられ、 よく吟味された部材が使われています。

C5伊達家の門(だてけのもん)[旧武蔵野郷土館収集]

  • 伊達家の門
  • 起り屋根
名称
伊達家の門(だてけのもん)[旧武蔵野郷土館収集]
建築年代
大正期
旧所在地
港区白金二丁目
解説

旧宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門です。〈起り屋根(むくりやね)〉の片番所を付けるなど、大名屋敷の門を再現したような形をしています。
総欅(けやき)造りで、門柱の上に架けられた冠木(かぶき)には、宇和島藩伊達家の家紋が木彫りで施されています。

C6会水庵(かいすいあん)

  • 会水庵
  • 内装
名称
会水庵(かいすいあん)
建築年代
大正期頃
旧所在地
杉並区西荻北五丁目
解説

宗徧(そうへん)流の茶人、山岸宗住(会水)が建てた茶室です。
1957年(昭和32)、劇作家の宇野信夫が買い取り、西荻窪に移築しました。 本畳三枚と台目畳一枚からなる三畳台目の小間の茶室です。