武蔵野の歴史と民俗~「武蔵野郷土館」がのこしたモノたち~

■会  期:
2025年(令和7)7月19日(土)~12月14日(日)
■会  場:
江戸東京たてもの園 展示室〈アクセス
■開園時間:
9/30(火)まで9:30~17:30 (入園は17:00まで)
10/1(水)から9:30~16:30 (入園は16:00まで)
■休 園 日:
月曜日 ※月曜日が祝休日の場合はその翌日
■主  催:
東京都、江戸東京たてもの園(公益財団法人東京都歴史文化財団)
■観 覧 料:
江戸東京たてもの園観覧料でご覧になれます。〈観覧料
  • 武蔵野郷土館(1954〜1991)

    江戸東京たてもの園(1993〜)

     江戸東京たてもの園は1993年(平成5)3月28日に江戸東京博物館の分館として開園し、今年33年目を迎えました。この間、貴重な文化遺産を次代に継承することを目的として活動を続けてきました。
     当園が建設される以前、この地には原始・古代から近・現代に至る武蔵野のあゆみをテーマにした博物館「武蔵野郷土館」がありました。この郷土館は1991年(平成3)に博物館活動を終えましたが、収蔵していた復元建造物をはじめ考古・民俗・歴史・美術・図書などの多くの貴重な資料は当園が引き継ぎ、整理・保存を行いながら、随時公開を続けてきました。
     この展覧会では、「武蔵野郷土館」によって収集された土製耳飾(縄文時代晩期 下布田遺跡出土 国指定重要文化財)などの考古資料と、生業や生活、信仰、娯楽に関する民俗・美術資料などを展示します。「武蔵野郷土館」がのこしたモノたちを通して、施設が変わっても文化財を大切に守り、受け継いでいる江戸東京たてもの園の歴史をご紹介します。

    展示構成

    序 章・ かつてこの地に「武蔵野郷土館」がありました
    第1章・「武蔵野郷土館」があつめた考古資料
    第2章・「武蔵野郷土館」があつめた民俗資料

    ミュージアムトーク

    「武蔵野の歴史と民俗
     ~『武蔵野郷土館』がのこしたモノたち〜」みどころ

    日 時:7月26日(土)、10月25日(土) 14:30〜
        ※10月25日(土)は手話通訳付き
    担 当:丸山はるか(学芸員)

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    1. 犬張子(台東区)
    2. 麦打梯子(埼玉県草加市) ※部分
    3. 通信杓子※部分
    4. 須恵器平瓶(古墳時代、山崎横穴古墳)
    5. 土製耳飾(縄文時代晩期、下布田遺跡出土、国指定重要文化財)
    6. 7. 衣喰住之内家職幼絵解之図(明治6年頃) ※部分
    8. 太刀形埴輪(古墳時代、観音塚古墳)※部分
    9. 今戸土人形 招き猫(台東区)
    10. ローム層標本(出土黒曜石入り)(旧石器時代、茂呂遺跡、都指定文化財)
    11. 壺形土器(弥生時代、飛鳥山公園内遺跡)
    12. 阿弥陀三尊種子板碑(室町時代、武蔵野市個人宅地下式横穴)
    13. ランプ
    14. 有明行灯
    15. 小絵馬 女拝み
    16. 諸工職業競 諸車製造之図(明治12年)
    全て、江戸東京たてもの園蔵