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■「武家屋敷の表と奥」 会期:平成23年4月23日〜7月10日
今回の展覧会では、表・奥という構造に注目し、当主の居場所に焦点を当てて、屋敷図面を紹介しました。取り上げたのは、将軍の住まいである江戸城本丸御殿、大名の江戸藩邸、旗本屋敷、下級幕臣である町奉行所与力の八丁堀の住まいなど、江戸の武家屋敷です。 2007年江戸東京博物館では「江戸城」展を行い、江戸城の図面を数多く展示しました。また特定の大名屋敷や国元の武家屋敷を取り上げた展示は各所で行われています。しかし、このように一定の見方で屋敷図を通観するという展示はいままでにあまり例がないといえます。歴史学と建築学双方の視点からアプローチしたもので、屋敷の規模が小さくなると、当主の居住場所は内包され、表と奥の境も明確でなくなる様子を図面から読みとっていただけました。 |
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■「武蔵御嶽神社と熹山薬王院」 会期:平成23年1月15日〜4月10日 御岳山と高尾山はハイキングなどで馴染み深い山として知られています。しかし、同時に御岳山には武蔵御嶽神社、高尾山には熹山薬王院有喜寺があり、古くから人びとの信仰を集める場でもありました。近年、熹山薬王院と武蔵御嶽神社の神職の家に伝わる古文書類の調査が進み、二つの山の歴史や人びとの関わりがいっそう明らかにされています。今回の展覧会では、御岳山と高尾山の歴史と魅力を紹介しました。 展覧会は、武蔵御嶽神社と熹山薬王院について、「由緒と歴史」「人びとの信仰」「名所と遊山」という構成で、それぞれに伝来してきた宝物や古文書とともに、護符や絵図、絵葉書などおよそ100点を展示しました。武蔵御嶽神社と熹山薬王院という多摩地域における二つの名刹を同時に取り上げることで、共通する点と異なる点について紹介し、二つの山の歴史について理解を深めていただきました。会期中には、関連する映像の上映会や講演会なども開催しました。 |


