江戸時代には、ほおずきは手遊びや薬用として大変愛用されていました。手遊びには、ほおずきの種子を取りだした実を口に含んで鳴らすものや、実を吹き上げて遊ぶものなどがあり、種子を揉み出すときは「根はねんねん出ろ、種はたんねん出ろ」という唱え言もあったそうです。
ほおずきの青い実を陰干しにして鎮静剤とするのは平安時代から行われていたようですが、その他の薬用として、安産の妙薬、利尿剤、小児の解熱、頭痛、腹痛、のどの薬など用途が広く、特に江戸時代には多用されました。
ほおずきは鬼灯とも書き、七夕や盆には庭先や仏壇に飾られ、盆の精霊迎えにほおずき提灯を使用します。
現在、浅草の浅草寺境内では、四万六千日の縁日にほおずき市が開かれています。以前は雷よけとして赤トウモロコシが売られていましたが、いつのころから赤トウモロコシがほおずきになったそうです。 |
|